• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

「20世紀におけるわが国会計学研究の軌跡」の研究

研究課題

研究課題/領域番号 13630174
研究機関神戸学院大学

研究代表者

戸田 博之  神戸学院大学, 経済学部, 教授 (20065775)

研究分担者 藤井 秀樹  京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80173392)
中野 常男  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (60093522)
興津 裕康  近畿大学, 商経学部, 教授 (00079279)
井原 理代  香川大学, 経済学部, 教授 (90036038)
高須 教夫  神戸商科大学, 商経学部, 教授 (70148732)
キーワードドイツ会計学 / アメリカ会計学 / ルフチ会計学説 / ケーファー会計学説 / シュミット会計学説 / ハックス会計学説 / 環境会計 / ザイヒト会計学説
研究概要

平成13年科学研究費補助金交付申請書記載の「研究目的・研究実施計画」に則り、平成13年度に引き続き、ドイツ語圏諸国およびアメリカにおける会計学に関する研究をおこなった。
本年度の研究会(2回)の内容は、次のとおりである。
第1回研究会 平成14年7月13・14日 会場 朱洛荘 (京都)
発表者 大野 俊雄教授 (神戸学院大学) 「キャッシュ・フロー会計の概念フレームワーク」
原田 満範教授 (岡山商科大学) 「アメリカ会計学の転開 -真実性アプローチから有用性アプローチヘ-」
浦崎 直浩教授 (近畿大学) 「公正価値会計の展開」
井原 理代教授 (香川大学) 「リーガーの計算構造観試考」
第2回研究会 平成15年3月15・16日 会場 ホテル・アナガ (兵庫)
発表者 大野 俊雄教授 (神戸学院大学) 「井尻雄士教授によるアメリカ会計学研究の総括コメント」
戸田 博之教授 (神戸学院大学) 「カメラール簿記と近代会計」 -18世紀カメラール古文書の披露を兼ねて-
五十嵐 邦正教授 (日本大学) 「ドイツ・貸借対照表静的論の展開」(特別講演)
これらのうち、原田、浦崎はアメリカ会計学について、井原はドイツ会計学についてそれぞれ研究報告をおこない、その成果は「特集:20世紀におけるわが国会計学研究の軌跡〔2〕」として、神戸学院経済学論集第34巻第4号(発刊予定 平成15年3月)に収録されている。
また、当初予定していた井尻雄士教授(カーネギーメロン大)の来日に代えて、大野俊雄教授(神戸学院大)が訪米し、本研究会で報告された7篇の研究論文についての総括コメントをテープで聴取した。なお、このテープは文書化され、同じく神戸学院大学経済論集に公表される予定である。
ちなみに、ドイツ会計学の関連研究として、G.ザイヒト教授(ウィーン経済大)の「Bilanztheorien」(1982)の戸田博之教授による翻訳が完成し、平成15年度中に中央経済社によって出版の運びになっている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 藤井 秀樹: "原価主義会計の現代的展開 -減損会計における原価以下主義をめぐって-"神戸学院 経済学論集. 第34巻1・2号. 157-170 (2003)

  • [文献書誌] 原田 満範: "アメリカ会計における意思決定 -有用性アプローチの軌跡"神戸学院 経済学論集. 第34巻第4号(in press). (2003)

  • [文献書誌] 須田 一幸: "アメリカにおける実証会計学の展開"神戸学院 経済学論集. 第34巻第4号(in press). (2003)

  • [文献書誌] 浦崎 直浩: "公正価値会計の展開"神戸学院 経済学論集. 第34巻第4号(in press). (2003)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi