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2003 年度 実績報告書

コンクリート用再生骨材の高度化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13650639
研究機関工学院大学

研究代表者

嵩 英雄  工学院大学, 工学部, 教授 (00286668)

研究分担者 阿部 道彦  工学院大学, 工学部, 教授 (30327720)
キーワード再生骨材 / 加熱すりもみ / 骨材品質 / モルタル付着率 / 高流動コンクリート / 単位水量 / 圧縮強度 / 耐久性
研究概要

(1)平成14年度着手の実験研究の,加熱すりもみ法方式による高品質再生骨材RM,機械破砕方式のRK,RTについて,水セメント比60,50,43%の3水準とし,スランプ18cmのAEコンクリートの諸性質に関する研究成果を2003年9月の日本建築学会大会及び2003年10月開催の第47回日本学術会議材料連合講演会にて発表した。
(2)平成15年度実施の実験研究として,既存RC造倉庫の解体コンクリート塊から加熱すりもみ法によって実工事現場で回収・使用中の高品質再生骨材の品質試験を行うと共に,この再生粗骨材を用いた高流動コンクリートのワーカビリティー,強度性状,耐久性に関する実験研究を実施し,普通砕石と比較して流動性に優れ,単位水量,単位結合材量及び高性能AE減水剤量を低減でき,高流動コンクリートの欠点である乾燥収縮の低減が可能であることなどを明らかにした。この研究成果は,日本建築学会2004年度大会に発表予定である。
(3)2001年度〜2003年度の高品質再生骨材に関する一連の研究成果を2003年10月開催の第47回日本学術会議材料連合講演会の基調講演「建築材料とリサイクル」の一部として発表及び工学院大学総合研究所地震防災・環境共生研究センター研究成果報告書第2号に発表した。ほか、2002年度の高品質再生骨材に関する研究成果を中国の青島で開催の第5回「高強度および高性能コンクリート」シンポジウムに投稿、採択され、2004年4月に発表予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 嵩 英雄, 阿部 道彦ほか: "再生骨材の品質が再生骨材コンクリートの強度と耐久性に及ぼす影響に関する実験的研究"日本建築学会学術講演集. 241-242 (2003)

  • [文献書誌] 玉井 孝幸, 嵩 英雄, 全 洪珠ほか: "再生骨材の製造方法と再生粗骨材の品質"第47回日本技術会議材料連合講演会講演論文集. 267-268 (2003)

  • [文献書誌] 嵩 英雄: "再生骨材を使用したコンクリートの性質"地震防災・環境研究センター(EEC)「地震防災および環境共生に関する新技術の研究開発」研究プロジェクト 中間報告会. 78-94 (2003)

  • [文献書誌] 全 洪珠, 嵩 英雄: "加熱すりもみ法による高品質再生骨材の高流動コンクリートへの適用に関する実験的研究"第5回「高強度および高性能コンクリート」シンポジウム(中国). 1-6 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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