| 研究課題/領域番号 |
13671973
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| 研究機関 | 東京都立保健科学大学 |
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研究代表者 |
加藤 二久 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 助教授 (70095107)
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| 研究分担者 |
根岸 徹 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 助手 (00259144)
大谷 浩樹 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 講師 (10259145)
齋藤 秀敏 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 助教授 (50196002)
佐々木 武仁 東京医科歯科大学, 大学院・口腔放射線医学分野, 名誉教授 (90013896)
明上山 温 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 助手 (90347279)
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| キーワード | ディジタルX線画像 / 質的保証 / 放射線計測 / イメージングプレート / X線の線質 / 品質管理支援ソフトウェア / DICOM規格 |
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| 研究概要 |
1.放射線画像診断の品質保証に関わるオブジェクト定義
昨年度に定義したディジタル画像の品質管理に用いるIOD体系に基づいて、IODごと、品質検査項目ごとのデータ項目と値を定めて、DICOMの規定に従ったオブジェクトを定義した。
2.検査結果入力装置の開発
毎日の始業点検項目を簡便に入力するための携帯端末を、市販のPDAを利用して開発した。現場で入力した結果が直ちにファイリングされるようになったため、点検の実施と記録、および評価の能率が著しく向上した。
3.CRシステムによる出力X線強度、半価層、管電圧の測定
昨年開発した、フィルムバッジケースに歯科口内法撮影用イメージングプレート(IP)を装填して、出力X線強度、半価層、管電圧の恒常性を検査するシステムを改良した。鉛フィルタの代わりに錫フィルタを使用したところ、半価層は±0.17mmAl、出力X線強度は±5%、管電圧は±2%の誤差で測定できることが示された。現在、これらの校正曲線を関数化して、自動的に結果をファイリングするソフトウェアを開発中である。
4.IPの劣化を評価する方法の開発
口内法撮影用IPは蛍光体層に傷が付き易く、短期間で劣化するものが少なくない。これを簡便に試験し、管理する方法を開発した。IPを一様に曝射して読み出した画像を処理して、欠陥箇所を検出する画像処理手順を決めた。これを自動的にスコア化して、傷の著しいIPを廃棄するように勧告するソフトウエアを開発中である。
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