研究概要 |
初等・中等教育における生物教材を中心とした生命尊重の態度を育成するためのカリキュラム開発においては「生き物から学ぶ」「生き物について学ぶ」「生き物のために学ぶ」という視点が大切であるという立場から,本研究では,生命尊重の態度を育成するためのカリキュラムの事例収集や開発を行い,それらの体系化を図るとともに,カリキュラム評価の在り方および児童・生徒に対する評価基準や評価方法等についての調査研究を行い,都道府県教育センターや各学校等で役立つ有効な資料を提供することを研究目的としている。本年度は,以下のような研究調査を行った。 ・昨年度に引き続き生命尊重の態度育成に関わる教科,道徳,特活,総合的な学習の時間及び学校外における博物館,動物園等の学習プログラムや実践事例,評価に関する資料などを収集した。 ・日本環境教育学会(5月),日本理科教育学会(8月),日本科学教育学会(9月),日本生物教育学会(1月)等で情報・資料の収集,情報交換等を行うとともに,日本生物教育学会では研究成果の一部を発表した。 ・日本学術会議科学教育研連と獣医学研連との「学校教育における飼育動物」についての合同勉強会およびシンポジウム(10月29日)をコーディネートし,学校飼育動物の現状と課題,生命尊重の指導の在り方等を獣医学,脳科学,認知心理学,科学教育等の研究者及び獣医師,教師,教育行政担当者など幅広い分野の関係者が一同に会して協議した。 ・上記のシンポジウムの記録を中間報告書(資料編)として作成し,資料として役立つよう関係者に配布した。
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