研究課題
明治元年以前の日本天文暦学、測量、航海、理学などに関する和書の総合目録を作成する目的で、平成14年度から、日本国内及び海外における種々の調査を行っている。平成16年度は次の調査を実施した。○海外の史料調査と研究発表・フランス国立図書館(パリ)所蔵の和書の調査。それ以外の海外図書館所蔵の和書は、日本で入所できるそれら図書館の目録を参照した。・ドイツ、オランダ、イギリス、フランスの博物館に所蔵される携帯型天文象限儀、19世紀以前の望遠鏡、オクタント等の調査を実施した。・ドイツでは、中村士、平井正則が国際科学史学会科学機器会議に参加して研究発表を行い、小林龍彦はハンガリーの数学・暦算史会議で研究発表を行った。○国内調査と研究発表・昨年同様、各班員が分担して、約10県(約25図書館・史料館)での調査を実施した。・2004年11月には、「高橋至時没後200年記念」の国際シンポジウムを我々の班が中心になって開催した。・パリ天文台のデバルバ博士を招聘して招待講演をお願いした外、我々の班員2名が講演を行った。・中村が洋学史・実学資料研究会で研究発表を行った。・本特定領域研究の総括班が主催する「信州プロジェクト」において、長野県の約5箇所の史料調査を実施し、その成果を3箇所で研究発表した。
すべて 2005 2004
すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)
東洋研究(大東文化大学東洋研究所) 155
ページ: 1-36
Journal of Astronomical Data 10
ページ: 43-59
ページ: 33-97
Publ.Astron.Soc. of Japan 56
ページ: 887-904
Proc. on Astronomical Instruments & Archives from Asia
ページ: 87-91
国立天文台報 7(1+2)
ページ: 15-28