研究課題
明治元年以前の日本天文暦学、測量、航海、理学などに関する和書の総合目録を作成する目的で、平成14〜17年の4年間、日本国内及び海外の図書館・博物館において所蔵書の調査を分担実施した。平成17年度の研究実績は次の通りである。○国内では、函館図書館、一関市図書館、山形大佐久間文庫、群馬県立文書館、館林市図書館、与野中央公民館、埼玉県立文書館、宮内庁書稜部、早稲田大学図書館、真田宝物館、国際文化研究センター、ほかの蔵書調査を行った。海外では、韓国国立中央図書館、延世大学、羅逸星天文博物館、コペンハーゲン国立図書館の蔵書リストを作成した。○これらの調査結果をまとめた、「平成17年度研究成果報告書」(193頁)を2006年2月に作成し、関係者に配布した。○8月〜12月の期間は主としては、過去4年間に採取した和書リストを、最終的な目録に編纂するための作業を行った。○編纂した目録は、『明治前日本天文暦学・測量の書目辞典』(335+32頁)として、2006年2月に市販図書として出版された。○研究代表者、分担者、海外共同研究者が平成14〜17年度に学術誌等に発表した論文、37篇を集めて、『江戸のモノづくり天文暦学論文集』(335頁)を2006年2月に作成し、主要な公共及び大学図書館に配布した。○代表者を含む一部の分担者は、「江戸のモノづくり」長野国際シンポジウム、洋学史学会、実学史学会等で、研究成果を行った。
すべて 2006 2005
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洋学 13
ページ: 1-34
国立天文台報 8
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東洋研究 156
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天文月報 98・6
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