研究分担者 |
星野 祐司 立命館大学, 文学部, 教授 (20202301)
八木 保樹 立命館大学, 文学部, 教授 (20210221)
吉田 甫 立命館大学, 文学部, 教授 (80094085)
北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 助教授 (70234234)
服部 雅史 立命館大学, 文学部, 助教授 (50301643)
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研究概要 |
初年度の研究にあたり,研究担当者全員による研究協議を定期的に6回開催し,各研究者が過去に個別に行ってきた研究の成果を,本研究課題のキイとなる「基準」および「ヒューマン・ファラシー」の概念のもとで改めて整理しつつ,各担当領域における関連研究を精査した結果や,新たに構想された実験計画の素案について意見交換や討論を重ね,研究の枠組みとなる共通目標を確認しあった。この共通理解に基づき,各研究担当者がサブテーマごとの実証的研究に取り組むこととなった。 これと並行して,各研究担当者が2003年度以降に本格的に実施する研究計画の精緻化に努め,実験・調査等の実施に必要な研究環境の整備を開始した。すでに幾つかの研究計画は実証的研究の段階に入り,入手したデータの一部について論文の公刊を終えたものもある。また,研究内容の領域に応じ,各研究担当者は研究成果をそれぞれの所属学会の年次大会等で適時発表を行ってきており,追って論文として公刊される見通しである。さらに,研究担当者が本年度以前に実施してきた実証的研究の成果も,本研究課題に直接関連する内容の論文として多数公刊された。 なお,今年度開催の研究協議において,本研究課題に即した担当領域別の展望論文(研究ノート)の草稿を執筆することが申し合わされたので,今後,草稿の合評を経た上で順次公刊していく予定である。
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