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2002 年度 実績報告書

教員の人事評価と職能開発プログラムに関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 14310122
研究機関奈良教育大学

研究代表者

八尾坂 修  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (20157952)

研究分担者 堀井 啓幸  富山大学, 教育学部, 助教授 (30190234)
古賀 一博  上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (70170214)
坂本 孝徳  広島工業大学, 工学部, 教授 (10149297)
柳澤 良明  香川大学, 教育学部, 助教授 (40263884)
佐藤 晴雄  帝京大学, 文学部, 助教授 (00245995)
キーワード教員評価 / 職能開発プログラム / 学校評価 / 指導力不足教員 / 東京都人事考課 / 大阪府教職員資質向上策 / 優秀教員 / 処遇
研究概要

1.わが国・主要国における近年の人事評価の目的,内容,方法の側面,指導力不足に課題を有する教員に焦点をあてた職能開発プログラムの理論的かつ実践的側面,処遇システムの基準と実践等について体系的に比較考案する必要が求められている。そこで平成14年度は,特に日本と主要国における関連先行研究の文献の収集に努めた。平成15年度における実態分析の貴重な手がかりを得られた。また,優秀教員への表彰システムについても県報告書の入手を通して知見を得た。
2.アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,オーストラリア,ロシア,中国における教員評価・職能成長システムの新たな改革動向について,各国・地域の教育当局を訪問し,インタビューを行うとともに,ユニークな特徴について情報収集を行った。またアメリカの大学教員の評価システムについても特性を探ることができた。成果の一部は,八尾坂修編著『指導力不足教員のための経営戦略』教育開発研究所,2002年12月,学会紀要,大学紀要にまとめることができた。
3.日本における教員人事評価システムの実態,指導力不足教員への支援・対応策,学校の自己評価との関連について先進県(東京都,大阪府,北九州市,高知県,福岡県,神奈川県など)の実態を分析し学会での発表を行い,また成果の一部を学会誌,大学紀要に掲載することができた。平成15年度には47都道府県で教員評価システムを研究開発することから,その動向をふまえつつ,新たな特徴を探求することも課題として残されている。企業の人事考課の動向とも比較する必要がある。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 八尾坂 修: "クオリティを高める学校の組織マネジメントと学校評価政策"奈良教育大学紀要. 51巻1号. 171-181 (2002)

  • [文献書誌] 八尾坂 修: "これからの時代に求められる教員の資質・能力"(文部科学省)初等教育資料. 3月号. 2-7 (2003)

  • [文献書誌] 八尾坂 修: "能力開発型人事評価の展望と課題(1),(2),(3)"学校経営. 9月号〜11月号. 105-111 (2002)

  • [文献書誌] 八尾坂 修: "教師に求められる力量と自己診断"悠. 6月号. 28-29 (2002)

  • [文献書誌] 相原総一郎: "アメリカにおける教員人事政策の動向"大阪薫英女子短期大学研究紀要. 37号. 1-6 (2002)

  • [文献書誌] 牛志奎: "中国における教員人事考課制度の現状と課題"学校教育研究(日本学校教育学会). 17巻. 102-116 (2002)

  • [文献書誌] 八尾坂 修編著: "指導力不足教員のための経営戦略"教育開発研究所. 216 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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