研究分担者 |
堀井 啓幸 富山大学, 教育学部, 助教授 (30190234)
古賀 一博 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (70170214)
坂本 孝徳 広島工業大学, 工学部, 教授 (10149297)
柳澤 良明 香川大学, 教育学部, 助教授 (40263884)
佐藤 晴雄 帝京大学, 文学部, 助教授 (00245995)
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研究概要 |
1.アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,オーストラリア,ロシア,中国,韓国,タンザニアにおける教員評価、職能成長システムの今日的特質と展望について実態調査をふまえつつ,究明した.その成果の一部を日本教育経営学会第43回大会(国立教育政策研究所会場,2003年6月18日)においても共同で発表した. 2.日本の人事評価システムについては,特に能力開発型に根ざした自己申告制度,学校組織体における一員としての業績評価制度の特質,評価者研修の特徴などを実評的に考察した.また特に学習指導,生徒指導,学級経営といった専門性,さらには社会性等の欠如から指導力を発揮できず,子どもたちへの責任(アカウンタビリティ)を果たせない指導力に課題のある教員に対する支援・対応プログラムについて分析・考察した.また,日本における自己評価を取り入れた10年経験者研修プログラムの全国的特徴を分析した。 3.すぐれた実績を示し,模範的で優秀な教員の処遇システムの実態,役割,機能に関して全国的調査を行い,同質性・異質性を探った。 上記1〜2と3に関しては,日本教育制度学会第11回大会(鳴門教育大学会場,2003年11月23日)において共同で発表した。研究成果は,学会誌,学会紀要等においてもまとめることができ,普及に寄与している。
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