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2003 年度 実績報告書

国際法基礎理論の再構築―「現実主義」的国際法学及び批判法学の批判的検討を通じて―

研究課題

研究課題/領域番号 14320011
研究機関東京大学

研究代表者

大沼 保昭  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (50009825)

研究分担者 古谷 修一  早稲田大学, 法学部, 教授 (50209194)
川崎 恭治  一橋大学, 大学院・法学科, 教授 (70204708)
西海 真樹  中央大学, 法学部, 教授 (50180576)
寺谷 広司  北海道大学, 大学院・法学科, 助教授 (30261944)
王 志安  駒澤大学, 法学部, 教授 (40255641)
キーワード国際法学 / 現実主義 / 現実主義法学 / 批判法学 / 実証主義 / 法実証主義 / 国際研究者交流 / 大韓民国
研究概要

本研究は3年連続のプロジェクトであり、研究成果の公表は、3年間の蓄積をふまえた最終年度に予定している。2年目となる本年度は、8月下旬、11月初旬、12月下旬に3回の研究合宿を開催し、昨年度に引き続いて「現実主義」国際法学者の論文・著書を主な検討対象として、参加者がレポート作成・報告・討論を行うことで研究成果の蓄積につとめた。
8月に開催した研究合宿では、昨年度は前半部分を取り上げたヴェイルのハーグアカデミー一般講義の後半部分について、各メンバーの分担報告と全員による討論を通じて多角的に検討するとともに、ヴェイルに続いて重点的な検討対象とするシュワルツェンバーガーの著作にも検討を加えた。11月に開催した研究合宿では、これまでの検討成果をふまえた総括的検討によってヴェイル研究に一区切りをつけるとともに、検討対象をシュワルツェンバーガーに移し、その著作及び二次文献に集中的検討を加えた。12月に開催した研究合宿では、シュワルツェンバーガーの検討を継続するとともに、各論的課題として国際社会における主権平等の現実性についても検討を加えた。
以上の諸成果をふまえつつ、来年度は、「国際社会」、「現実主義」、「力」といった本研究の基本概念に再検討を加えるほか、これまで通り、数回の集中的な研究合宿を通して、引き続き共通文献の検討を行うとともに、各メンバーがこれまでの検討を掘り下げ、個別のテーマに結晶させる形で、研究成果の公表・公刊に向けた具体的作業にも着手する予定である。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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