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2004 年度 実績報告書

国際法基礎理論の再構築-「現実主義」的国際法学及び批判法学の批判的検討を通じて

研究課題

研究課題/領域番号 14320011
研究機関東京大学

研究代表者

大沼 保昭  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (50009825)

研究分担者 西海 真樹  中央大学, 法学部, 教授 (50180576)
川崎 恭治  一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70204708)
古谷 修一  早稲田大学, 大学院・法務研究科, 教授 (50209194)
王 志安  駒沢大学, 法学部, 教授 (40255641)
寺谷 広司  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 助教授 (30261944)
キーワード国際法学 / 現実主義 / 現実主義法学 / 批判法学 / 国際共同体 / 法実証主義 / 国際研究者交流 / 大韓民国
研究概要

本研究は3年連続のプロジェクトであり、最終年度にあたる本年度は、これまでの研究の蓄積をふまえた研究成果を全体的にまとめる時期にあたる。そのため、夏期(8月29〜31日)と冬期(12月18〜19日)の2回、メンバーによる集中的な研究合宿を行うとともに、11月・12月・1月には、公開の研究会を連続して開催し、研究成果の公表に向けた検討を重ね、これまでの研究成果の一層の深化を図ることができた。
本年度に開催された研究会の期日と報告者及び報告題目を中心とする主たる内容は以下の通りである。
8月29〜31日(研究合宿)各自の論文執筆に有用な文献読解及び論文概要の報告
11月20日(公開研究会)篠田英朗著『平和構築と法の支配』合評会
12月18日(公開研究会)寺谷広司「国際法学における『力』概念の重層性--諸方法論の架橋はいかにして可能か?」
12月18〜19日(研究合宿)各自の報告書原稿(論文集原稿の原型)の検討
2005年1月29日(公開研究会)西海真樹「国家平等観念における力とイデオロギー」、篠田英朗「国際法秩序の重層的系譜:モンロー体制の歴史的再検討」
本研究成果の公刊作業の中心は、研究会メンバー執筆の論文集の形で刊行する単行書の出版にあるが、上記の各種研究会と並んで、その原型となる各研究分担者の草稿の提出に基づく報告書の集約作業を1月頃から進め、2005年中には刊行を見込める状況に至ることができた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Implementing International Refugee Law through a National Legal System : Practice in Japan2005

    • 著者名/発表者名
      Shuichi Furuya
    • 雑誌名

      Japanese Annual of International Law 47(印刷中)

  • [雑誌論文] 護憲的改憲論2004

    • 著者名/発表者名
      大沼保昭
    • 雑誌名

      ジュリスト 1260

      ページ: 150-158

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 国際平和活動における『法の支配』の確立:ボスニア=ヘルツェゴビナを事例にして2004

    • 著者名/発表者名
      篠田英朗
    • 雑誌名

      広島平和科学 26

      ページ: 215-239

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 在日韓国・朝鮮人の国籍と人権2004

    • 著者名/発表者名
      大沼保昭
    • 総ページ数
      394
    • 出版者
      東信堂
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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