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2002 年度 実績報告書

聴覚障害者に適したハイクオリティー視覚情報保障による教育活動の質向上の為の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14380088
研究種目

基盤研究(B)

研究機関筑波技術短期大学

研究代表者

荒木 勉  筑波技術短期大学, 機械工学科, 助教授 (70232048)

研究分担者 石原 保志  筑波技術短期大学, 教育方法開発センター(聴覚障害系), 助教授 (70212917)
MARTIN Edmund Pauly  筑波技術短期大学, 視覚部・一般教育等, 助教授 (90238832)
大沼 直紀  筑波技術短期大学, 教育方法開発センター(聴覚障害系), 教授 (20169022)
米山 文雄  筑波技術短期大学, 機械工学科, 助手 (20220775)
長谷川 洋  筑波技術短期大学, 電子情報学科・情報工学専攻, 助教授 (80013176)
キーワード聴覚障害 / 障害補償 / 教育環境 / ビジュアルコミュニケーション / 遠隔授業 / ハイクオリティー視覚情報保障 / 筑波技術短期大学 / 聴覚部
研究概要

本学は聴覚または視覚に障害を持つ人のための3年制の技術系短期大学であり、聴覚部では聴覚に障害を持つ学生が学んでいる。個々への聴覚障害に配慮し、障害補償による教育指導を行っている。実験、実習などの体験的学習においてはその場における迅速な理解と正しい判断により課題をこなすことになる。また、様々な学習場面においても最適な指導ができるよう、視覚化した教材資料等の迅速かつ精細な提示システムおよびそのシステムに相応しい教材資料の開発が必要である。また、同時に大学としての情報公開や社会貢献、国際化の問題も大学の教育活動の中で重要であり、聴覚障害を持つ教官や学生などの構成メンバーを含む本学において、また本学から聴覚障害者に向けて、分かりやすい教育・情報の提供・提示が必要である。学内における交信は固より本学と外部の教育機関とを結び、どのようにビジュアルインタラクティブに高度な内容で迅速軽快かつ正確なコミュニケーションを図るか、そして本学のより高度な教育活動のためのハイクオリティー視覚情報保障による研究・教育環境の構築を目指している。そして聴覚障害者に適した情報提示、遠隔ビジュアルコミュニケーションや遠隔授業、他教育機関とのコラボレーションを通しての教育活動による高等教育の高度化、活性化に向けた教育の推進とその環境構築の為、ハイクオリティー視覚情報保障による教育活動の質の向上を目指しての研究とその基礎調査を行った。学内における教育実践研究は固より、地方の聾学校と結び本学からの情報提供を通してのビジュアルコミュニケーションの可能性を実践をもって検討した。聴覚障害者のための高等教育機関は国内には皆無であり、海外における当該高等教育機関の当研究分野における実体調査研究も同時に進めてきた。本研究課題は4年間の継続研究として予定されており、本年度はその1年目としての基礎固めを行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 荒木 勉: "聴覚障害者のより良い教育のための国際大学連合の始まり"日本設計工学会平成14年度秋季研究発表講演会講演論文集. 53-56 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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