研究課題/領域番号 |
14380118
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
水本 光美 北九州市立大学, 国際環境工学部, 助教授 (80326462)
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研究分担者 |
福田 展敦 北九州市立大学, 国際環境工学部, 助教授 (00267478)
村田 朋美 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (20326458)
池田 隆介 北九州市立大学, 国際環境工学部, 講師 (60347672)
孫 連明 北九州市立大学, 国際環境工学部, 講師 (60343430)
李 丞祐 北九州市立大学, 国際環境工学部, 講師 (60326460)
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キーワード | 環境工学 / エコロジー / 環境化学 / 環境機械 / 環境建築 / 情報メディア / 純専門用語 / 周辺専門用語 |
研究概要 |
本研究の第1年目である平成14年度は、研究の基礎となる(1)環境工学にかかわる留学生が求められる語彙調査と、その調査に基づく(2)「純粋な専門語彙」「周辺的な専門語彙」との分類およびそのデータベース化を目的とするものである。本年度実施した研究過程は以下の通りである。 1.環境リテラシーに関する研究:環境問題と対策に関する一般的な資料収集。 2.専門分野の選定に関する研究:1をもとに次の5分野に分別。(1)エコロジー(2)環境化学(3)環境機械(4)環境建築(5)情報メディア 3.選定した専門分野に関するデータベース化の素材収集 4.選定素材のデジタル化:環境工学資料コーパス作成→5分野、約160種類(5631KB) 5.デジタル化した各素材の形態素解析と頻度分析 6.各専門分野の語彙分類:「純専門用語」の抽出 *日本語能力試験2級以下の語彙削除後の各分野語彙数:(頻度上位語数) (1)エコロジー+(2)環境化学:1060語(うち「純専門用語」:104語) (2)環境機械:534語(うち「純専門用語」:97語) (3)環境建築:889語(「純専門用語」数は調整中) (4)情報メディア:657語(うち「純専門用語」:116語) 頻度上位語の中には、「純専門用語」として取り扱われる日本語能力試験1級の語も多く認められた。これは、学習者には既知である1級語彙の意味に加え、その専門分野特有の意味を新たに学習する必要性があるということを示している。 各専門分野の専門家の意見調整に時間を要するため、今年度は完全な分類までには到達出来なかったが、来年度は各専門分野につき「純専門用語」約200語、「周辺専門用語」約300語という枠内で分類を完成し、英語、中国語、韓国語の3カ国語訳つき語彙リストを完成させるべく本研究を続行する所存である。
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