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2004 年度 実績報告書

ネットワーク経済における事業創造様式に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14530161
研究機関関西大学

研究代表者

野口 宏  関西大学, 総合情報学部, 教授 (40208327)

研究分担者 山名 年浩  関西大学, 総合情報学部, 教授 (90151745)
キーワード情報ネットワーク / 事業創造 / パートナーシップ / 起業家教育 / マイクロビジネス / ネットワーク経済 / 情報資本主義 / IT革命
研究概要

本年度は本研究の3年目で最終年度に当たり、本年度の研究実施計画に基づいて以下のように研究を進め、研究期間終了後、研究成果報告書を作成した。
野口は前年度に引き続いてネットワーク経済分析を担当し、理論的には情報およびサービスの経済理論を研究し、成果の一部を学会誌に論文投稿中である。また首都圏の事業創造支援施策について事例調査した。さらに台湾企業を視察し、とりわけ新竹、台南のサイエンスパークにおけるハイテク中小企業およびインキュベーションの実態を調査した。また台中市の東海大学で行われた学術シンポジウムに参加し、これらの知見をもとに台湾経済と関西経済とを比較考察した。その結果、米・台・中のトライアングルというネットワーク形成の実態を把握し、上記理論の裏付けとした。
山名はひきつづき事業創造モデル分析を担当し、起業家教育の実態を日本の中学校における実践をもとにした成果をまとめた。具体的には三重大学付属中学校、大阪府枚方市立長尾中学校、同東大阪市立小坂中学校において現場の担当教員との打ち合わせや中学生への講義、実践現場の視察を行った。これらに基づく成果をアメリカの「起業家教育フォーラム」において報告し、ディスカッションを行った。また、中国における起業促進政策とその実態について調査するとともに、改革開放の下で起業を進めるにあたって、どのような経済知識の摂取が必要かについて中国の学会で報告し、ディスカッションを行った。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 関西活性化の視点から見た台湾の起業環境2005

    • 著者名/発表者名
      野口 宏
    • 雑誌名

      工業経営研究学会(ASIM)ワーキングペーパー (印刷中)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 経済理論的流程2005

    • 著者名/発表者名
      岩田 年浩
    • 雑誌名

      外国経済学説検討会資料(中国)

      ページ: 1-3

  • [雑誌論文] 起業家教育プログラム「会社をつくろう」の内容とその実施成果2004

    • 著者名/発表者名
      山根栄次, 岩田年浩, 御牧拓郎
    • 雑誌名

      全国社会科教育学会第53回大会資料

      ページ: 1-6

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Entrepreneurship Education in Japan2004

    • 著者名/発表者名
      Toshihiro Iwata
    • 雑誌名

      22^<nd> Entrepreneurship Education Forum (San Antonio, USA)

      ページ: 1-6

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 関下稔・中川涼司編著『ITの国際政治経済学-交錯する先進国・途上国関係』2004

    • 著者名/発表者名
      野口 宏
    • 雑誌名

      世界経済評論(書評) 48巻8号

      ページ: 66-67

  • [図書] 情報技術革新と経営学2004

    • 著者名/発表者名
      野口宏, 稲葉元吉, 貫隆夫, 奥林康司ほか5名
    • 総ページ数
      213
    • 出版者
      中央経済社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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