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2002 年度 実績報告書

地域社会との連携による「生きる力」を育む美術教育プログラム及びネットワークの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14580297
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

橋本 泰幸  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (50041190)

研究分担者 芳賀 正之  鳴門教育大学, 附属学校教育実践センター, 講師 (70304566)
山木 朝彦  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (20158083)
佐々 有生  島根大学, 教育学部, 教授 (50284336)
谷口 幹也  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (30335830)
キーワード地域社会 / 伝統芸術 / 生きる力 / 美術教育 / 美術教育プログラム / ネットワーク / 社会教育 / 学校教育
研究概要

研究代表者は、パブリックアートに関する調査を東京都内の4カ所で行い、鑑賞教育の観点と、地域と芸術の連携に関して調査研究を行った。佐々は、大竹拙三を中心に地域社会における美術教育実践家の足跡について調査研究を行った。山木は、川崎市の岡本太郎美術館の社会教育活動の調査を行い、美術館における教育実践と、公共施設としての美術館の役割について調査した。芳賀は、学校教育における総合的な学習と、教員養成大学における実地教育の役割等の観点から地域社会との連携による美術教育プログラムの検討を行った。谷口は、徳島県下の社会教育施設の情報のデータベースの作成を行い、また、平成13年度に行った徳島県下の大塚国際美術館における、大学院生を対象とした美術教育プログラムに開発の研究活動について学術論文を執筆し、美術教育プログラム及びネットワーク作りに関する調査研究を行った。
研究組織全体の取り組みとしては、2003年2月に広島県海田町において『地域社会/環境/文化との連携にみる美術教育の展望』と題した研究会を開催し、「地域の文化を生かす美術教育プログラムの実際と調査方法」「社会教育としての美術教育」「地域環境と美術の関わり」の観点について講師から専門的な知見を得、広島県下の学校教員、学芸員、大学研究者と意見交換、検討を行った。また、2003年3月には、カンボジア王国における調査活動を実施し、プノンペン市内において、教育省大臣より芸術と教育の観点からカンボジアの教育状況について意見を拝聴し、小・中学校での視察、国立芸術大学における伝統芸術の教育活動に関する調査を行った。また、シェムリアップ市内では、地域社会に存在する遺跡等の歴史的建造物と伝統芸術の保存、復興に関する調査行った。以上の調査研究は、平成15年度における地域社会の特殊性、伝統に基づく教育プログラム作成等に重要な知見を与えるものであった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 谷口 幹也: "鑑賞教育の課題と美術教育実践に関する一考察-地域の文化施設を学習の場とした教育プログラムの開発-"鳴門教育大学実技教育研究. 第13巻. 35-43 (2003)

  • [文献書誌] 谷口 幹也: "地域の作家と鑑賞教育"美術鑑賞宣言. 174-175 (2003)

  • [文献書誌] 橋本 泰幸, 谷口 幹也: "美術館における美術教育実践のための一考察-美術館の成立にみる美術教育の展開とその実践の展望-"鳴門教育大学授業実践研究. 第2号. (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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