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2003 年度 実績報告書

HTMLとCGIによるアンケートの自動作成プロセッサの可能性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14651045
研究機関帝京大学

研究代表者

池 周一郎  帝京大学, 文学部, 助教授 (20246060)

研究分担者 鬼塚 尚子  帝京大学, 文学部, 講師 (50307203)
野宮 大志郎  上智大学, 国際関係研究所, 助教授 (20256085)
菅野 博史  帝京大学, 文学部, 講師 (80276758)
村瀬 洋一  立教大学, 社会学部, 助教授 (50301578)
大浦 宏邦  帝京大学, 経済学部, 助教授 (60297116)
キーワード電子アンケート / HTML&CGI自動生成プロセッサ / 定型データの電子的収集 / Affect Control Theory / Scaleデータの収集
研究概要

前年度に引き続き、電子アンケート自動作成プロセッサのβバージョンの開発を進めた。前年度積み残したScale形式の設問形式を、従来の紙上に丸を付けるような精度ではなく、より高精度な連続的な数値として収集できるように、またそれをグラフィカルなインターフェイスで体感的に実現するためにTcl/Tkを用いてインプリメントを試行的に行った。また、HTMLのマルチメディア環境を生かして、写真や絵という画像イメージに対する反応を計測できるような属性を備えることも考慮して開発を継続中である。
また、海外共同研究者であるH.Smith教授を日本に招聘し、インターネット上でのデータ収集とその成果に関する研究会やシンポジウムを日本の以下の大学(帝京大・昭和女子大・上智大・東北大・北大・立教大)で行った。また詳細な研究打ち合わせも実施できた。我われは、既にWWW上で動作する電子アンケート・プログラムをアメリカのインディアナ大サーバー上に設置して、日本(東大)からのAffect Control Theoryに関するデータ収集を実施したが、H.Smith教授と研究代表者(池)による研究打ち合わせを経て、その調査結果を上記の日本の各大学で報告し、電子的なデータ収集の成果を問うたものである。参加者からは貴重なる意見を戴くことができた。本研究課題からすれば副産物ではあるが、社会心理学的な知見としても興味深い結果を得ている。
それらの経緯や成果に関して、研究代表者の池は、Affect Control Theoryに関するデータ収集の分析結果を共著論文集の『市民社会と批判的公共性』中の「社会的行為に対する感情形成の計量の試み---Affect Control Theoryへの招待---」を発表し、研究者に献本して好評を得ている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 池 周一郎(佐藤慶幸他編): "In『市民社会と批判的公共性』 「社会的行為に対する環状形成の軽量の試み---Affect Control Theoryへの招待---」"文眞堂. 322 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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