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2005 年度 実績報告書

中国県制の総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 15202020
研究機関京都大学

研究代表者

森 時彦  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70027564)

研究分担者 金 文京  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (60127074)
岩井 茂樹  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (40167276)
石川 禎浩  京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (10222978)
村上 衛  横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 助教授 (50346053)
高嶋 航  京都大学, 文学研究所, 助教授 (10303900)
キーワード県制 / 村制 / 県城 / 郷村 / 河北省 / 新河県 / 江蘇省 / 武進県
研究概要

本年度は、昨年度以前における調査の成果をふまえた事前の研究会を4-6月の間に3回開き、そのうえで夏休み以降3つのグループに分かれて現地調査および資料収集を行った。森時彦、中島勝住、石川禎浩、緒形康、森紀子、蒲豊彦のグループは、2005年8月後半の2週間、上海、武漢、荊州、常州等において、経済、教育、政治、文化、宗教、人口、村落などの分野について手分けして各県の現状を調査するとともに、各地の図書館、档案館において資料収集を行った。森時彦、片山剛、岩井茂樹、村上衛のグループは、2005年9月前半の10日余り常州および無錫において宗教施設を中心に聞き取りを主とする現地調査を敢行するとともに、両地の図書館および档案館において資料収集を行った。また森時彦は単独で、2006年3月後半の2週間、上海、無錫、徐州、青島等において経済、人口問題を中心に現地調査を行うとともに、各地の図書館、档案館において資料収集に従事した。これら一連の調査旅行によって、聞き取り調査記録をはじめ、中国県制に関する貴重な資料を多数収集することができた。なお本年度は、河北省の新河県について、資料の整理に着手し、該県の180余りの自然村落すべてを対象に、距城、方位、地図上の位置、氏族、地質、物産、集市、廟会、寺廟、学校および1875年、1925年、1988年における戸数、人口の各項目にわたるデータベースを作成するなど、研究成果のとりまとめに向けた資料整理の作業も順調に進行している。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 1927年9月上海在華紡の生産シフト2005

    • 著者名/発表者名
      森時彦
    • 雑誌名

      在華紡と中国社会

      ページ: 117-137

  • [雑誌論文] 在華紡の進出と高陽織布業2005

    • 著者名/発表者名
      森時彦
    • 雑誌名

      在華紡と中国社会

      ページ: 157-182

  • [雑誌論文] 武進織布業的近代化過程2005

    • 著者名/発表者名
      森時彦
    • 雑誌名

      近代中国与世界

      ページ: II544-II568

  • [雑誌論文] 中国近代の財政問題と在華紡2005

    • 著者名/発表者名
      岩井茂樹
    • 雑誌名

      在華紡と中国社会

      ページ: 139-156

  • [雑誌論文] 中国的近代化与孔教運動2005

    • 著者名/発表者名
      森紀子
    • 雑誌名

      近代中国与世界

      ページ: III535-III546

  • [図書] 中国共産党成立史2005

    • 著者名/発表者名
      石川禎浩
    • 総ページ数
      417
    • 出版者
      中国社会科学出版社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 在華紡と中国社会(編著)2005

    • 著者名/発表者名
      森時彦
    • 総ページ数
      214
    • 出版者
      京都大学学術出版会

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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