研究課題/領域番号 |
15320049
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
高島 淳 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40202147)
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研究分担者 |
塩原 朝子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助手 (30313274)
澤田 英夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (60282779)
峰岸 真琴 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20190712)
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キーワード | 多言語処理 / ビルマ文字 / ジャワ文字 / バリ文字 / ラオ文字 / パーリ語 / サンスクリット語 / TEX |
研究概要 |
1.ミャンマーにおける碑文資料の調査と、パーリ語起源の語彙を多く含むタイプのビルマ語テキストの入力に基づいて、ビルマ文字の出現文字パターンの解析を行った。 2.TrueTypeのフリーのビルマ文字フォントをTEXで使用可能なようにコンバートして、ビルマ文字システムの試作バージョンを作成した。これによって、古典語の表記に不足している書字要素のかなりの部分を明らかにすることができた。 3.バリ文字で書かれたテキストの入力に基づいて、バリ文字における結合文字のパターンの調査を行った。さらに、METAFONTによるバリ文字フォントの試作バージョンを作成し、第一段階として現代バリ語の処理システムを構築した。 4.ジャワにおいて現在用いられているジャワ文字資料の収集と、オランダ植民地時代の歴史的文字資料の調査を行い、来年度におけるジャワ文字システムの作成のための基礎的な準備を整えた。 5.ラオ文字およびそれに関係の深い北タイ系文字の資料を収集した結果に基づいて、METAFONTによるラオ文字フォントを試作した。 6.上記のフォントを用いた第一段階のラオ文字システムを試作した。
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