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2005 年度 実績報告書

「人と人を結ぶ地域まるごとミュージアム」構築のための研究

研究課題

研究課題/領域番号 15320123
研究機関京都文教大学

研究代表者

橋本 和也  京都文教大学, 人間学部, 教授 (90237933)

研究分担者 杉本 星子  京都文教大学, 人間学部, 教授 (70298743)
松田 凡  京都文教大学, 人間学部, 助教授 (90288689)
森 正美  京都文教大学, 人間学部, 助教授 (00298746)
キーワード地域 / 協働 / 宇治市 / 人類学 / ミュージアム / やちむん通り / エチオピア / 歴史資料館
研究概要

(1)2005年5月21日に、日本文化人類学会第39回研究大会にて「地域と結ぶ人類学」と題した分科会を開催した。メンバーからは橋本と森が、中京大の斉藤尚文氏が愛知県日進市での取組みを、三重県立看護大学での人類学的営みの意味を馬場雄司氏が、神戸学院大学の学生による淡路市の北淡歴史民俗資料館との協働の取組みを五十嵐真子氏が発表した。
(2)これまで3年間の取組みを「中間報告書」(A4版106頁)にまとめた。第1部では上記の分科会の発表内容を、第2部では宇治市での京都文教大学文化人類学科の取組みを報告し、第3部では3年間現地調査をした5地区(遠野市、由布院、川越、谷中、内子)8名の方々へのインタビュー内容を掲載した。
(3)地域での取組みとして、
(1)中宇治地域の地蔵盆についての報告書「うじぞー2004」を発刊した。
(2)国立民族学博物館特別展「インドサリーの世界」と共同で、小学生向け学習シートの製作やワークショップ、来館者へのダンス指導をした。
(3)10月22日(土)に開催された「宇治橋通りまるごと文化フェスタ」で、「あかり工房展」「みる・きく・あそぶ 中宇治地域のお地蔵さん展」「学生と探す個性店」という展示した。
(4)エチオピアに小学校を建てる企画を進める「プロジェクト ウオプル」は、宇治市の平盛小学校との連携を深め、日本の小学校の様子をエチオピアで紹介し、エチオピアの様子を平盛小学校に紹介し、国際理解に貢献した。
(5)「あかりプロジェクト」は2006年3月5日に宇治市商工会議所のメンバーと協働で「みんなの水彩ゆめ広場in宇治2006」に参加し、「あかり」を新たなヴァージョンで展示した。
(6)現在は、2006年5月16日〜7月2日まで宇治市歴史資料館で本研究のまとめとなる特別企画展「まるごと、いろいろ、たからもの-地域まるごとミュージアムのひとつの試み-」のための準備を進行中である。
(4)2006年1月20日(金)〜22日(日)まで、沖縄県那覇市で調査を行った。壷屋陶器事業協同組合理事長島袋常栄氏から「やちむん通り」の陶器を中心にした町おこしについての話をうかがい、現地調査を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 地域と結ぶミュージアム活動の試み(公開講演会)2005

    • 著者名/発表者名
      橋本和也, 坂本博司, 他
    • 雑誌名

      人間学研究 5巻

      ページ: 163-186

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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