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2003 年度 実績報告書

青少年の危険行動防止のための包括的健康教育に対する評価マニュアルの作成

研究課題

研究課題/領域番号 15500482
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

西岡 伸紀  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90198432)

研究分担者 石川 哲也  神戸大学, 発達科学部, 教授 (60082989)
川畑 徹朗  神戸大学, 発達科学部, 教授 (50134416)
勝野 眞吾  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70098523)
佐藤 真  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (20324949)
春木 敏  兵庫大学, 健康科学部, 教授 (80208694)
キーワード喫煙、飲酒、薬物乱用防止 / プロセス評価 / 包括的評価 / 評価マニュアル
研究概要

危険行動評価の内容や項目を明らかにするために、EMCDDA (Europian Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction)が開発したGuidelines for the evaluation of drug Prevention(薬物乱用防止評価指針)を分析し、雑誌(健康教室)に公表した。指針では、介入の効果の評価に限らず、評価を、プログラム計画の評価、プロセスの評価、結果の評価、評価結果の活用に分け、例を示すなど具体的に記述されていた。その構成や記述の仕方は、本研究において開発するマニュアルに極めて参考になった。
次に、現在学校教育が直面している新たな評価方法(目標に準拠し指導と一体化した評価法)については、中学校保健学習において活用可能な様々な評価方法を取り上げ、特性をまとめた。上記マニュアルでは、これらを具体化・詳細化することになる。
さらに、プロセス評価については、埼玉県A市の某中学校において年間30時間程度実施されている、Lions-Questライフスキルプログラム「思春期のライフスキル教育」について、教師対象・生徒対象の調査を毎時行い、結果をまとめた。この結果は、2004年4月に豪州メルボルンで行われる"18^<th> World Conference on Health Promotion and Health Promotion"において発表する。この研究により、マニュアルのプロセス評価実施に関する基礎的情報が多数得られた。
最後に、兵庫県B市において2004年〜2005年に予定されている喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育の実施・評価計画について、筆者が提案し、行政、教育委員会、学校代表者と検討会を行った。その結果、防止のためのプログラムを開発すること、教師対象研修会を実施すること、遅くとも2005年には全市的な介入・評価を実施することが確認されるとともに、実施・評価研究実施のための課題が具体化された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西岡伸紀: "薬物乱用防止システムとその評価"健康教室. 54巻13号. 64-69 (2003)

  • [文献書誌] 西岡伸紀, 他22名: "中学校保健学習の指導と評価-授業計画の作成から評価までの実際-"(財)日本学校保健会. 83 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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