研究概要 |
インターネットを使った遠隔語学教育のための教材を人間の空間認知と結びつけて行うことの可能性を探るのが本研究の中心テーマである。 2003年度では,試験的にシステムを制作し,自然言語習得の過程に近い形で,パソコン上に3D空間を構築し,それをこれまで開発してきた「Dig中国語学習システム」とを組み合わせ,全18課分の内容の枠組みを作った。 2004年度はシステムの最終的な完成を目指し、システムのインターフェース、学習者のデータ管理などの製作およびサーバの負荷実験を行った。今後は継続的に既習項目,未収項目の得点データを作成し、本格的な評価をする予定である。また、2004年では、開発途中の研究経過、特にネットワークと外国語学習の側面を中心に学会などで発表した。
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