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2003 年度 実績報告書

住血吸虫性肝線維化を調節するT細胞を刺激する虫卵抗原の同定

研究課題

研究課題/領域番号 15659101
研究機関長崎大学

研究代表者

平山 謙二  長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (60189868)

研究分担者 渡部 幹次  長崎大学, 熱帯医学研究所, 助手 (70325679)
RAAFAT Mohamad T.  長崎大学, 熱帯医学研究所, 外国人特別研究員
菊池 三穂子  長崎大学, 熱帯医学研究所, 助手 (40336186)
キーワード日本住血吸虫症 / 分泌性抗原 / 虫卵由来mRNA / cDNAライブラリー / シグナル遺伝子配列トラップ法 / 主要虫卵抗原 / 免疫応答 / 肝線維症
研究概要

肝硬変の発症機構を解明する為に、肝臓における免疫応答性を制御する虫卵由来の分泌性抗原をターゲット分子として得る事を今年度の目的とした。中国大陸株日本住血吸虫感染マウスの肝臓から抽出した虫卵からmRNAを抽出しcDNAライブラリーを構築しこれをレトロウィルスパッケージングベクターと共に細胞に遺伝子導入し、一過性のウィルス粒子を産生させたあと、IL-3依存性の変異細胞を用いて、シグナル遺伝子配列が導入されたウィルス粒子が感染した細胞のみを増殖させる事によって、スクリーニングを行い得られた陽性細胞から挿入された住血吸虫由来のcDNAの塩基配列を決定し解析した。その結果、212個の陽性細胞を得て、207個に虫卵由来のcDNA配列が挿入されていることを確認した。そのうち195個についてクローニングすることができた。このうち、151クローンについての塩基配列解析を行った。これらの遺伝子はそれぞれ、住血吸虫の分泌蛋白として塩基配列及び機能がすでに報告されている分子、住血吸虫の分泌蛋白として塩基配列がすでに報告されているが機能は報告されていない分子、塩基配列と蛋白としての機能は報告されているが、住血吸虫ではまだ報告されていない分子、塩基配列も機能についてもまったく報告されていない分子が含まれていた。得られた、虫卵由来の分泌抗原分子については、今後、発現局在、あるいは蛋白機能についての解析を行う必要がある。
住血吸虫の分泌蛋白として塩基配列及び機能がすでに報告されている分子として、ミラシジアル抗原が同定された。ミラシジアル抗原は抗体産生に関わる主要虫卵抗原としての報告があり、T細胞応答性についても関与が予測されたことから、これを第1番日の候補ターゲット分子とし、組み換えミラシジアル抗原を作製した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 平山謙二: "住血吸虫を悪化させる宿主側の遺伝要因"医学のあゆみ. 208(2). 95-98 (2004)

  • [文献書誌] Kanji Watanabe: "The miniature pig : A unique, experimental model for Schistosoma japonicum infection."Parasitology International. In press. (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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