研究成果の概要 |
日本人英語学習者のインタラクション(相互行為)を通じた自律的相互学習プロセスを解明するため、学習者の相互行為に基づく英語学習の様子を、ビデオカメラ・アクションカメラ・全天周カメラ・IC レコーダなどを組み合わせつつ、大学生を主な対象としてデータ収集を進めた。研究代表者が担当したデータ収集は毎年60~80人を対象に3人程度のグループに分け、「応答練習」などの学習者にとって意味のあるやり取りを英語で行う活動に毎週30分ほどを割き、その活動状況を年に30週分収録したため、参加者間の同調や引き込みなどを大量に含むインタラクションの生データが5年間でおおむね 1,800 時間分ほど蓄積されたこととなる。
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