アルツハイマー病(AD)およびCalmodulin-like skin protein(CLSP)に関する先駆的な研究を発展させた。基礎研究として、CLSP 阻害分子として複数の阻害タンパク質が阻害活性を示すことを明らかにした。また、AD 発症リスク因子uncoordinated-5Cの変異が引き起こす細胞死経路を明らかにした。前臨床試験で、CLSP transgenic miceと交配実験によりCLSP 高発現によりAD model miceの記憶憶害が抑制されることを見いだした。最後に、ヒト髄液内CLSP濃度はADと非AD患者で優位な差を認めなかった。
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