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2017 年度 研究成果報告書

口腔扁平上皮細胞癌の浸潤・転移機序の解明ならびに浸潤・転移阻止実験

研究課題

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研究課題/領域番号 15H05042
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関金沢大学

研究代表者

川尻 秀一  金沢大学, 医学系, 教授 (30291371)

研究分担者 中村 博幸  金沢大学, 医学系, 准教授 (30542253)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード口腔扁平上皮癌 / 浸潤 / 転移 / 間質 / 微小環境
研究成果の概要

本研究では口腔扁平上皮癌の浸潤・転移機序の解明を目的として以下の解析を行った。
EGFRの発現はセツキシマブの効果と関連する可能性がある。症例の58.3%でEGFRが高陽性であった。高度浸潤癌で陽性率が低い傾向にあった。EGFRの発現減弱と上皮間葉移行(EMT)に関連を認めた。
口腔癌には強い免疫抑制状態でPD-L1を発現するタイプの腫瘍がある。口腔癌の微小環境におけるPD-L1の発現機序の検討が重要である。PD-L1の発現は高度浸潤癌で弱く、低浸潤癌で高かった。PD-L1の発現はEMTと関連を認めた。しかし高浸潤癌細胞とマクロファージや樹状細胞を共培養することでPD-L1の発現上昇を認めた。

自由記述の分野

臨床腫瘍学

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公開日: 2019-03-29  

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