研究課題/領域番号 |
15H05286
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
一瀬 休生 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (70176296)
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研究分担者 |
長谷川 慎 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (10367899)
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研究協力者 |
Ernest Apondi Wandera
Mohamed Monir Shah
Erick Odoyo
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ロタウイルス / ジェノタイピング / ワクチン効果 / 感染モード / ケニア |
研究成果の概要 |
ケニアにおけるロタウイルスワクチンの導入に関連して、ワクチンの効果を分析し、ロタウイルス感染症のウイルス株の変化をみるための疫学調査を実施し、ロタウイルス感染症の感染モードの解明を行うのが本研究の目的である。ワクチン導入でロタウイルス感染症はほぼ50%以下に減少し、接種後に出現したロタウイルスのジェノタイプの主体はG2P4であった。ロタウイルスの感染モードの解明については、金属メッシュを用いて捕集した空気検体からロタウイルス粒子をPCR法で検出した結果、6.1%の空気検体からロタウイルス粒子は検出可能であり、食物や飲料水を介した感染経路とさらに空気を介して拡散する感染の可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
細菌学、熱帯医学
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