研究課題
若手研究(A)
本研究では、液晶がテラヘルツ(THz)偏波の制御素子用材料として有用であることを示すとともに、光反応性液晶とベクトルホログラフィと呼ばれる偏光記録の手法を用いることでTHz偏波の時空間制御を実現することを目的に検討を行った。結果として、当初目的としていたTHz偏波の時空間変調技術の確立を研究期間内で達成するには至らなかったが、液晶が動的THz素子用材料として有用であること、並びに光反応性液晶によりTHz波の偏波を可視光の照射により制御できることが実証された。
応用光学