研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、ソ連崩壊後に中央アジアの3カ国(ウズベキスタン、クルグズ、タジキスタン)からロシアなどに向かう大量の労働移民が発生している状況に鑑み、彼らの移動と送金が出身地域にもたらす影響を労働移民の出身地と出稼ぎ先(ロシア)の双方で調査し考察した。その結果、労働移民は壮年男性を中心とするために出身地では女性の社会進出が進み、連絡手段のスマートフォンが情報化を促して、ジェンダーに変化をもたらしていることが明らかとなった。
文化人類学