研究課題
研究活動スタート支援
擬似ランダム関数を利用して乱数を秘密鍵と混ぜ合わせる手法やハッシュ関数の理想的な性質の一部だけを使って暗号文長を短くする手法などを利用し、秘密情報漏洩時でも安全な認証鍵交換、署名生成時の乱数漏洩時でも安全なグループ署名、脆弱性を持つハッシュ関数を用いても暗号文長を短くできる公開鍵暗号などを設計した。また、形式検証による安全性自動検証にも取り組み、グーグル社のブラウザ上で暗号化通信に用いられているQUICについて安全性解析を行い、従来の安全性モデルの不備を発見した。
暗号理論