研究課題/領域番号 |
15H06244
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
鳥山 佑一 信州大学, 医学部, 助教(特定雇用) (90757759)
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研究協力者 |
新藤 隆行 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (50253406)
村田 敏規 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (50253406)
今井 章 信州大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
平林 一貴 信州大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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キーワード | カルシトニン遺伝子関連ペプチド / アドレノメデュリン / 網膜 |
研究成果の概要 |
LPS硝子体内注射が過剰な炎症を惹起するため、足底注射による評価を試みた。足底注射では逆に軽微な炎症にとどまり、前房内炎症性細胞を認める個体は少なく、網膜血管の滲出性変化を認める個体は極めて稀であったため、LPS誘導ぶどう膜炎モデル以外での解析を検討した。糖尿病網膜症モデルマウスであるKimbaマウスにアドレノメデュリン(以下AM)を投与することで網膜血管の透過性亢進が抑制された。全身投与では網膜毛細血管脱落と異常血管形成も抑制された。網膜血管内皮細胞を用いた解析では、血管内皮増殖因子で誘導される炎症と透過性亢進がいずれもAMにより抑制された。AMの糖尿病網膜症における治療的効果が示された。
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自由記述の分野 |
眼科学
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