研究課題
研究活動スタート支援
ラットの隆起部で発現するニューロメジンU (NMU)の発現制御機構の解明を行った。ラット隆起部ではメラトニン受容体MT1aとアデノシン受容体A2bが高発現していることが定量PCRにより示された。ラット脳スライス培養実験系において、隆起部NMU mRNA発現はメラトニンによって有意に抑制され、アデノシンによって有意に促進された。アデノシンとメラトニンが拮抗的に作用することで隆起部NMUの日内リズム発現が形成されていることが示唆された。
内分泌学