研究課題
基盤研究(C)
グラフ理論、アルゴリズム理論、計算量理論の分野で、枝幅と呼ばれるグラフパラメータが精力的に研究されている。本研究の目的は、枝幅の双対概念に当たる tangle と呼ばれる離散構造を、代数的な観点で研究することである。研究成果として以下の6つが得られた:(1)極大イデアルとtangleの類似性、(2)イデアルとloose tangleの類似性、(3)Tangleにおける劣モジュラ性の役割、(4)Tangleのゲーム理論的解釈、(5)線形枝幅と単項イデアル、(6) Tangleの位相的解釈。
情報学基礎理論