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2018 年度 研究成果報告書

広域仮想計算機基盤のための仮想ネットワークテストベッド構築に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K00170
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高性能計算
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

市川 昊平  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (90511676)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードSDN / 仮想ネットワーク / テストベット
研究成果の概要

本研究では、広域に分散するSDNサービスを複数相互接続し、仮想化技術によってソフトウェアで完全に制御可能なネットワーク実験基盤(テストベッド)の構築を目指し、要素技術の開発および実証的実験を実施した。国際環境におけるSDNの相互接続網の構築にあたっては、5カ国10拠点を結んだ環境の構築を達成し、複数管理ドメインにまたがる管理手法としてSDN環境を仮想化するAutoVFlowの展開と実証実験を実施した。また、アプリケーションの実証としてマルチパスを用いた高速データ転送システム、複数管理ドメインにまたがるSDNネットワークモニタリングツールの実証的評価を通して研究成果の評価を実施した。

自由記述の分野

分散システム

研究成果の学術的意義や社会的意義

国際的な共同研究コミュニティにおいて、研究者らが自由に共同実験のためのネットワークを設計可能としたことで、様々な研究アイデアを次々に具現化・実証可能としたことは大きな成果だと考える。実際にこのテストベッドの上で、国際的な共同研究のアイデアが次々と生まれ、共同研究関係が飛躍的に生まれ、そして加速されたことは大きな波及効果産んだものと考えられる。また、多数の大学組織を巻き込んだプロジェクトとなったことから、そのそれぞれの大学において本プロジェクトの実行に関わった学生の修士・博士研究テーマの一部となるなど、大きな人材育成効果もあったものと考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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