研究課題
基盤研究(C)
肝癌の怖さは高い再発率にあり、術後1年以内に約30%が再発する。本研究では、質的データを取り扱える独自の離散Bayes識別則を用いて、高精度で肝癌の再発を予測することを目的とする。テストサンプルに対する肝癌再発の予測性能は、感度86%、特異度49%であった。更に、早期胃癌のリンパ節転移の予測問題にも離散Bayes識別則を適用し、テストサンプルに対して感度100%、特異度86%の予測性能を達成した。以上の結果から、離散Bayes識別則の臨床応用の見通しを得た。
情報工学