研究課題
基盤研究(C)
サンゴの白化現象は高水温などによって引き起こされ1980年代から頻繁に世界中のサンゴ礁で生じており、サンゴ礁生態系の衰退が懸念されている。白化は高水温で生じる活性酸素種が原因である。これを体内で消去する抗酸化酵素の能力を高めることを目的とした。その結果、酵素の活性に必須な微量金属元素やそれらを含むプランクトンを添加することで、抗酸化酵素の活性を高め、サンゴの白化の耐性を強化できることが示唆された。
地球化学、サンゴ礁沿岸環境学