今後の研究の推進方策 |
平成27年度成果を踏まえると母親世代の脂肪摂取の違いが仔マウスの脂肪酸代謝や肝の線維化に影響を及ぼす事が示唆している。平成28年度以降はF0世代を 実験1と同様に飼育した後、F1世代を標準飼料投与もしくは高脂肪食投与する群に分け、長期間(24週間)飼育し同様の検索を行い、F0世代の食餌のF1世代への長期経過を観察する 。さらにF0世代を同様に標準飼料群、高脂肪食群に分け、F1世代を10週間標準飼料で飼育したのち、標準飼料投与もしくは高脂肪食投与する群((F1世代が標準食した場合C群, 高脂肪食摂取ではH群)に分け、飼育し(F1世代は雌雄各々CC, CH, HC, HHの8群に分ける)、同様の検索を行い、F0世代の食餌の影響に加えF1世代の食餌脂質組成の差が脂質代謝にいかなる影響を及ぼすかについて検討予定とする。
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