研究課題
今年度は研究目的の(2)環境学系科目担当教員が持っている教材、人材情報、授業デザインなどを収集・共有する および(3)座学の授業で利用可能なハンズオン型教材の開発 に関する活動を行った。研究代表者、研究分担者が行った教材開発は以下のとおりである。(畑田)昆虫を食材としたメニューの調理や検証・利き水・講義とグループワークを組み合わせたアクティブ・ラーニング型の授業デザインの構築・3Dプリンタを用いた昆虫模型の制作(平山)副読本を活用した小学校での森林環境教育の取組み・大学および地域の子育て支援団体・学校・行政との連携による小学生を対象とした環境教育の実践(谷垣)夜の野生動物観察会・京都府京丹後市での絶滅危惧種ゲンゴロウ類保全型米作りの実践(中田)教材を共有するためのHPの作成(野崎)袋栽培とプランター栽培におけるミニトマトおよびピーマン の成長過程と収穫量の比較・絵本の記述を用いた調理の実践研究代表者・研究分担者が行った教育プログラムは、中田が作成したHPにアップロードし、現在試行を行っている。システム上の問題がなければ、公開する予定である。3Dプリンタを用いた昆虫模型の制作は、当初予定していたものより小さなものしか作成できなかった。これは昆虫の足が細すぎるため、模型では体を支えることができなかったためである。しかし、この失敗から、大きさの違う模型を作り、どこまで足で支えることができるかを考察するという新しい教育プログラムを考案することができた。
すべて 2019 2018
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
椙山女学園大学教育学部紀要
巻: 12 ページ: 243-258
巻: 12 ページ: 371-381
環境教育
巻: 28 ページ: 40-45