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2018 年度 研究成果報告書

学校版協調運動検査の作成に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K01417
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関長崎大学

研究代表者

岩永 竜一郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40305389)

研究分担者 仙石 泰仁  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (10248669)
徳永 瑛子  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (10710436)
伊藤 祐子  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (60289973)
加藤 寿宏  京都大学, 医学研究科, 准教授 (80214386)
笹田 哲  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (80269513)
研究協力者 東恩納 拓也  
鴨川 拳  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード発達性協調運動 / アセスメント / 発達障害
研究成果の概要

近年、発達性協調運動症などの協調運動の問題への支援が学校などで課題となっている。本研究では、学校や保育園で教師や保育士が協調運動の問題を客観的に捉えることができる簡便な検査を作成し、その有用性を検証した。発達障害児の協調運動障害を分析し簡便な検査試案を作成した。そして、3-10歳の子どもに実施した。その検査スコアは、22項目中の17項目が月齢と有意な相関を示した。よって、多くの項目が子どもの加齢に伴う運動発達を評価できていると考えられる。また、作成した検査項目のスコアと外部基準となる検査のスコアとの相関を分析したところ、多くの項目で相関が見られ、協調運動検査としての妥当性が確認された。

自由記述の分野

作業療法学

研究成果の学術的意義や社会的意義

発達性協調運動症などの協調運動の問題がある子どもは5%以上おり、その障害により学校での不適応、青年期・成人期の気分障害などが引き起こされやすいことがわかっている。このような問題を持つ子ども達の学校や社会での適応を促進するためには、医療機関のみでなく、学校や保育園での理解と対応が必要となる。本研究で開発した検査は、簡便で協調運動の発達を捉えることができるため、学校や保育園で教師や保育士が子どもの協調運動の問題を発見する際に用いることができると考えられる。これにより、協調運動の問題がある子どもが早期に発見され、学校や保育園で支援を受けることができると考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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