研究課題
基盤研究(C)
本研究はパーキンソン病患者のQOL向上を目的とし、我々は低周波振動刺激が筋固縮症状に及ぼす影響を調査するために、低周波全身揺動装置の開発を行った。患者に対する臨床試験の結果、固縮と四肢の運動に有意な改善が認められた。また、固縮症状を客観的かつ定量的に評価するために、医師に代わり患者の前腕を機械的に屈伸させ評価する前腕揺動装置と計測システムを開発した。用意した機械的擬似前腕を用いてそれらの評価を行い、優位性と改善点を明らかにした。
人間医工学