研究課題
基盤研究(C)
本研究では野球投手の投球側と非投球側の筋厚を比較した。その結果、前腕部(深指屈筋)、胸部(大胸筋、小胸筋)、背部(広背筋、僧帽筋)の筋厚は投球側において有意に高い値を示した。一方、腹部(外腹斜筋、内腹斜筋)の筋厚は非投球側において有意に高い値を示した。また、投球速度の高い投手と低い投手の筋厚を比較すると、投球速度の高い投手の方が股関節伸展筋(大殿筋や大腿二頭筋)や体幹回旋筋(腹直筋、内腹斜筋、脊柱起立筋)の筋厚が大きいことが示された。
トレーニング科学