研究課題
基盤研究(C)
沖縄県浦添市の海岸で採集した海洋ラン藻Okeania sp. からypaoamide B, Cを単離し、それぞれの化学構造式を明らかにした。得られた化合物のうち、ypaoamide Cは破骨細胞分化を抑制する傾向があることが示唆された。また紅藻ミナミソゾLaurencia nidificaから単離した既知化合物であるaplysinには、骨芽細胞の初期の分化マーカーであるアルカリホスファターゼ活性の上昇が認められたが、石灰化は促進しないことが明らかになった。
天然有機化合物