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2017 年度 研究成果報告書

譲歩からの意味拡張に関する記述的、理論的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K02605
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英語学
研究機関九州大学

研究代表者

大橋 浩  九州大学, 基幹教育院, 教授 (40169040)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード意味変化 / 譲歩 / 文法化 / 主観化 / 間主観化 / 文法化 / 構文化 / 談話標識
研究成果の概要

譲歩の意味を表す語句や構文からの意味変化について、新たな意味を拡張するプロセスやその動機づけをコーパスからの用例を分析することにより明らかにし、意味変化理論におけるその意味合いについて考察した。
事例研究として取り上げたhaving said thatとその関連構文は継起的意味から譲歩構文としての意味を定着させているが、さらにトピックシフトを合図する談話標識的用法を持つことが明らかになった。この談話的機能の発達は、譲歩節+主節という譲歩構文の特徴に動機づけがであり、また、スコープを文から談話へ拡大するという点でanywayなどの譲歩表現と軌を一にするものであることが分かった。

自由記述の分野

認知言語学

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公開日: 2019-03-29  

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