研究課題
基盤研究(C)
ベイズ統計学の手法を用いて、複数のマクロ計量(DSGE)モデルから推定した予測分布の結合を行うことで、単体のマクロモデルによるものより予測性能が向上する手法の検証と開発を行った。さらにデータをマクロ変数(GDP, インフレ率)だけでなく金利の期間構造まで拡大して検証を行った。これにより複数モデルの結合だけでなくデータセットの結合も有用であることが検証された。また、線形DSGEモデルを非線形モデルに拡張して、99年以降、ゼロ金利かつデフレ下にある現代日本経済の実証研究も進めた。
経済政策