• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

国際制度比較を通じた低確率・大規模災害に対する最適財政支出量に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K03522
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 財政・公共経済
研究機関長崎県立大学

研究代表者

奥山 忠裕  長崎県立大学, 地域創造学部, 准教授 (20422587)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード災害 / 財政支出 / 便益
研究成果の概要

財政支出を検討する場合,予算の規模と同時に支出の合理性について説明する必要がある。そのため、まず、災害に対する支出の理由を調査し,支出の判断基準と経済主体の行動に関する考察を行った。災害に対する意識調査を行ったところ、災害対策への意識が高いと同時に災害からの復興に対する関心も高いことが分かった。他方、復興に反対する意見もあり、既存の復旧事業の効果が十分ではない、これ以上税金をとられたくないなどの意見が見られた。これらの点から、便益移転関連研究を参考に選好パラメータの移転可能性について検証を行った。その結果、移転のための要件として、同程度の災害規模の経験がある地域でのみ可能との結果となった。

自由記述の分野

公共経済

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi