本研究では、琉球大学の管理運営に採用された理事会方式の法的根拠となる琉球大学管理法の立案過程における大学内での検討状況、ミシガン州立大学顧問団やUSCARによる関与の状況など、法案立案過程の詳細を明らかにした。 学校の経営については、琉球政府文教部がIFELで紹介された協同評価を踏まえ学校評価規準を作成したこと、実験学校に指定された中・高校で学校経営改善の一環として学校評価研究を進めていたこと、IFELに関与していたCI&EのI.ネルソンが琉球で直接研修を行って、上記の取り組みに少なからず影響を与えていること、を明らかにした。
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