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2017 年度 研究成果報告書

ホリスティックな視点に立つ道徳教育の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K04516
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関東洋大学

研究代表者

下田 好行  東洋大学, 文学部, 教授 (70196559)

連携研究者 吉田 武男  筑波大学, 人間総合科学研究科, 教授 (40247945)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード道徳教育 / ホリスティック / シュタイナー / メルヘン / 自己の内面の象徴 / リチャード・ローティー / 垣内松三 / 青木照明
研究成果の概要

道徳教育では、徳目の注入ではなく、主体的に判断し行動する意志が重要である。そのためには自己の内面の象徴に気づく教育方法が必要となる。シュタイナー教育では、メルヘンの語り聞かせを推奨している。メルヘンは、人間を超感覚的世界に誘い、人間の根源的な象徴に触れさせてくれる。このことによって人間は、自己の存在の本質を自覚し、自己の霊性を高めることができる。知識という物質で人間を動かすのではなく、自己の意志という象徴に触れることによって、人間は次のステージに上ることができるのである。自己の内面という分断化できない全体に触れるという「ホリスティック」な視点が、人間の精神性の向上には必要である。

自由記述の分野

教育方法学、道徳教育、カリキュラム・マネジメント

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公開日: 2019-03-29  

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