本研究では、レーザーイオン源において高頻度でプラズマを生成して連続したビームを生成する基礎的研究として、2つのプラズマパルスを安定に生成可能な条件を探った。この研究では、はじめに、2つのレーザー装置から出射するレーザーをそのエネルギーとパルス幅を合わせて同一光軸上に合成する光学系及び出射パルス間隔を制御するシステムを構築した。次に、このシステムを用いて炭素プラズマの連続生成実験を行い、その結果、100マイクロ秒程度までのパルス間隔で相互パルスの影響がなくプラズマの生成が可能であることを確認した。
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