研究課題
基盤研究(C)
特異点論などで非常に重要な概念であるニュートン多面体を用いて、定量的な特異点解消定理を発展させた。これらを、多変数複素解析学や調和解析学において重要な問題に応用し、多くの興味深い成果を得た。具体的には、局所ゼータ関数の解析接続の問題や振動積分の漸近挙動に関する問題、ダンジェロの型の定量的な決定などの問題について成果を多く得た。
多変数複素解析学
代数や幾何における重要な成果をさらに発展させ応用することにより、今までに十分でなかった解析学における重要な問題について、多くの成果を得たこと。