中性子過剰な超重核を生成するため、アクチノイド標的照射システムを製作した。アクチノイド標的(238U)の調整のための1インチサイズのマグネトロンスパッタ装置を開発した。また、電着法によるアクチノイド標的製作の最適化も行った。調整した238U標的を用いて、コペルニシウム同位体283Cnの合成と崩壊特性に関する研究を行った。 少ないマシンタイムを有効活用するために、Double layered rotating targetを製作し、実験の多様性をはかった。超重核実験特有の長期実験に対応するため、大強度重イオンビーム照射に対する標的 の健全性を評価する標的健全性モニターシステムを開発した。
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