研究課題
基盤研究(C)
本研究は、南極などの寒冷地に降る弱い降雪の量を光学式雨量計を用いてより精度良く降雪量を推定する方法を見出すことである。光学式雨量計で測定された粒径と落下速度から個々の粒子体積と密度を与え、その和から求めた降水量と電子天秤を用いた重量法から求めた降雪量との比較を行った。両者の差は、降雪粒子の形状やタイプに依存すると考え、降雪粒子の顕微鏡写真を連続自動で観測できる装置を作成した。
気象学